「20代で資産1,000万円なんて、一部の高収入な人だけの話でしょ?」
以前の私も、そう思っていました。
給料は決して高くなく、残業で疲れて帰った日は、ストレス発散に少しくらい使ってもいいだろうと考える毎日でした。ふとした瞬間に、このままで将来は本当に大丈夫なのかという不安がよぎることもありました。
そんな私が、特別な才能も、事業収入も、親からの援助もないまま、普通の会社員として働きながら資産1,000万円を達成しました。
やったことは、収入を増やし、支出を整え、余った分を長期の投資に回す。これを6年間、地道に続けただけです。この記事では、その道のりと、当時の資産額・年収・考え方を包み隠さずお伝えします。
私のプロフィールや、このブログを始めた経緯はこちらをご覧ください。
▶︎ 【自己紹介】20代会社員が資産形成と副収入のためにブログを始めました
この記事でわかること
- 20代で資産1,000万円を達成するまでの資産推移と内訳
- 達成時の年齢・年収・家族構成
- 資産形成のために実践した7つの方法
- 資産1,000万円を達成して変わったこと
20代で資産1,000万円を達成した私のプロフィール
まず、私がどんな状況で資産形成を進めてきたのか、簡単にまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年齢 | 20代後半 |
| 職業 | 総務部(以前は営業職) |
| 年収 | 資産形成開始時は400万円台、現在は600万円台 |
| 家族構成 | 既婚、二人暮らし |
| 達成までの期間 | 6年 |
転職前は営業職として働いていましたが、現在は都内の一般企業で総務部に勤めています。今は内勤メインの落ち着いた働き方ですが、営業時代に培ったスキルが転職での年収アップにつながりました。
年収1,000万円超の高収入会社員ではありません。資産形成を始めた頃の年収は400万円台でした。「高収入だから達成できたんでしょ?」と思われるかもしれませんが、私の場合は年収よりも「何に使うか」の方が資産形成のスピードを左右したと感じています。
家族構成は既婚で、二人暮らしです。「結婚したらお金がかかるから資産形成は難しい」と思う方もいるかもしれません。ただ私の場合は、パートナーと価値観をそろえることで、むしろ二人三脚で資産を増やしやすくなりました。
資産形成を始める前の状況
正直に言うと、最初からお金の管理が得意だったわけではありません。歯列矯正に約100万円、初めての一人暮らしの初期費用に約50万円と、まとまったお金が入るたびに大きな出費が重なりました。
「貯めよう」と思っても、気づけば残高はほぼゼロ。投資はおろか、貯金すらまともにできていない時期がありました。そんな私が変わったきっかけは、「このままでは将来ヤバい」という焦りです。漠然とした不安を放置するのをやめて、少しずつ行動を変えていった結果が今につながっています。
資産1,000万円までの推移
実際に資産がどう増えていったのか、推移をお見せします。
| 年次 | 資産額 |
|---|---|
| 1年目 | 約40万円 |
| 2年目 | 約200万円 |
| 3年目 | 約400万円 |
| 4年目 | 約600万円 |
| 5年目 | 約800万円 |
| 6年目 | 1,000万円達成 |
新卒1年目はほぼゼロからのスタートでした。転職によって入金力が高まり、投資を継続したことで資産形成が加速し、6年目に1,000万円を達成しています。
| 種別 | 金額 |
|---|---|
| 投資信託 | 約800万円 |
| 暗号資産 | 約150万円 |
| 現金 | 約50万円 |
| 合計 | 約1,000万円 |
資産の大部分を投資信託が占めています。現金比率は低めですが、生活防衛資金は別で確保しています。暗号資産はリスクが高いため、あくまでポートフォリオの一部として少額にとどめました。
20代で資産1,000万円を達成した7つの方法
特別な才能がなくても、会社員として取り組める方法を一つずつ実践しました。ここからは、その中身を具体的にお伝えします。
1. 転職で収入を増やした
資産形成において、最もインパクトが大きかったのが転職による収入アップです。
節約だけで資産1,000万円を目指そうとすると、どこかで限界がきます。毎月削れる支出はせいぜい数万円ですが、収入が上がればその分をまるごと投資に回せます。この違いは、長い目で見ると大きな差になります。
私の場合、転職によって年収がおよそ150万円上がりました。増えた収入は生活水準を上げることなく、そのまま投資に回しています。これが資産形成を一気に加速させた最大の要因でした。
20代の資産形成でなぜ収入アップを最優先にすべきなのか、詳しくは別記事で解説しています。
▶︎ 20代会社員が資産形成するなら収入アップを最優先にすべき理由
2. 新NISAで長期投資を続けた
投資先として選んだのは、S&P500連動のインデックスファンドです。個別株のように「どの会社が伸びるか」を予測する必要がなく、私にとっては続けやすい投資でした。
NISAでは、一定の要件のもと、NISA口座で得た運用益が非課税になります。毎月コツコツと積立投資を続けただけで、難しい操作は何もしていません。
これから新NISAを始める方向けに、口座開設から積立設定までの流れを別記事にまとめています。
▶︎ 新NISAを始めるための全体像がわかるロードマップ
S&P500を選んだ理由や、オルカン(全世界株式)との違いについては、比較記事で詳しく解説しています。
▶︎ S&P500とオルカンはどっちを買うべきか比較した記事
💡 私が実際に使っている証券口座は楽天証券です。
証券口座選びで迷っている方は、比較記事も参考にしてみてください。
▶︎ おすすめ証券会社を徹底比較した記事
3. 固定費を見直して余剰資金を作った
投資に回すお金を増やすために、固定費の見直しにも取り組みました。私が実際にやったのは、格安SIMへの乗り換え、不要なサブスクの解約、保険の見直しの3つです。
格安SIMへの乗り換えだけで、月に約5,000円の削減になりました。一つひとつは小さな金額でも、全部合わせると月1〜2万円ほどの差になります。12ヶ月続ければ年間12〜24万円、10年続ければ100万円以上の差です。
固定費は一度見直せば、その後は意識しなくても効果が続きます。どの項目から手をつけるべきかは、別記事で具体的にまとめています。
▶︎ 固定費削減で最初に見直すべき7項目
4. ボーナスを浪費しなかった
ボーナスが入ると、旅行や外食、ショッピングで使い切ってしまう。以前の私はそうでした。
意識を変えたきっかけは、「ボーナスは給料の前払いではなく、投資の原資だ」と考えるようにしたことです。大部分を投資や貯蓄に回すことで、一度にまとまった金額を投資でき、資産形成のスピードが上がりました。もちろん、まったく使わないのはストレスになるので、少しだけ自分へのご褒美に使い、残りは未来の自分への投資と割り切っています。
5. クレジットカードとポイ活を活用した
日常のあらゆる支払いをクレジットカードに集約し、ポイントを着実に貯めるようにしました。ポイントは現金化したり、投資信託の購入に使ったりしています。特別な努力は何もしていません。ただ支払い方法を1枚に集約しただけです。
💡 私がメインで使っているのは楽天プレミアムカードです。楽天経済圏生活すると知らないうちにポイントが貯まっていくので、新NISAの積立と組み合わせて活用しています。
自分に合ったカードを探している方は、比較記事もご覧ください。
▶︎ 20代におすすめのクレジットカード7選
6. お金のかからない趣味を持った
資産形成の天敵のひとつが、娯楽費の膨張です。ストレス発散のための飲み会やゲームの課金、ブランド品が積み重なると、毎月数万円があっという間に消えていきます。
私が選んだのは、筋トレとサウナでした。どちらも少ない費用で楽しめますし、体と心が整うので仕事のパフォーマンスにも良い影響がありました。趣味にお金をかけるなとは言いませんが、お金をかけずに楽しめるものを意識的に選ぶだけで、毎月の支出はかなり変わります。
7. 毎月資産額を記録した
毎月月末に、資産の合計をスプレッドシートに記録していました。数字で管理すると、増えているときはモチベーションが上がり、停滞しているときは「何かできることはないか」と考えるきっかけになります。
資産形成はマラソンです。すぐに結果は出ません。だからこそ、小さな前進を可視化する仕組みが役に立ちました。
資産1,000万円を達成して変わったこと
お金の不安が減った
以前は給料日前になると、なんとなくそわそわしていました。急な出費があると焦り、将来を考えると言葉にしにくい不安がよぎる。そういう感覚が、1,000万円を超えたあたりから明らかに薄れていきました。完全に消えるわけではありませんが、不安の「質」が変わった感じです。
仕事の選択肢が増えた
今の会社が嫌になったら転職できる。このまま続けてもいいし、立ち止まって考える時間を取ることもできる。「辞めたくても辞められない」という状況でなくなったことで、仕事への向き合い方が変わりました。転職活動に2〜3ヶ月かかっても、生活が揺らがない安心感があります。
仕事を辞める選択肢も見えてきた
資産が増えるにつれて、「FIREまでは無理でも、働き方を自分で選べる状態になれるかもしれない」と思えるようになりました。会社に依存しない生き方が、20代のうちから少しずつ現実味を帯びてきています。これが一番大きな変化かもしれません。
投資の効果を実感できた
資産800万円を超えたあたりから、投資信託の評価額が、自分の入金額だけでは説明できないペースで動く場面も増え、長期投資の効果を実感するようになりました。文章では伝えにくいのですが、一度体験すると「もっと早く始めればよかった」と感じます。
直近の運用実績は別記事で公開しています。
▶︎ 20代会社員の新NISA運用実績を公開した記事
資産1,000万円を目指す20代へ伝えたいこと
まずは100万円を目指す
1,000万円という数字は、最初は途方もなく感じるかもしれません。だからこそ、まず100万円を目標にしてみてください。
100万円が貯まると「自分にもできる」という自信がつき、次の目標が自然と見えてきます。300万円、500万円、そして1,000万円。段階を踏んで目標を設定することで、長い道のりも進みやすくなります。
入金力を高めることが重要
節約には限界があります。毎月の支出をゼロにすることはできません。一方で、転職やスキルアップ、副業などによって収入を増やせる可能性はあります。
転職・スキルアップなど、収入を増やす手段を考え続けることが、資産形成の速度を大きく左右します。具体的な方法は別記事にまとめています。
▶︎ 20代会社員が年収アップを実現する7つの方法
長期投資を継続する
投資において、時間は大きな武器になります。20代から始めれば、30年・40年という時間を味方にできます。短期的な市場の動きに一喜一憂せず、淡々と積み立てを続ける。私の場合は、それが資産形成につながりました。
「今さら始めても遅い」ということはありません。始めるなら、1日でも早いほうがいいと考えています。
このブログの資産形成の考え方
私が資産1,000万円を達成できた理由は、投資だけに力を入れたからではありません。
本業の収入を増やす → 支出を整える → 余剰資金をつくる → 長期投資を続ける
この流れを6年間続けたことが大きかったと感じています。
資産形成というと「どの投資商品を買うか」に目が向きがちですが、20代会社員の場合は、まず入金力を高めることも重要です。
私自身、転職による年収アップが資産形成を大きく加速させました。
そのため、このブログでは「投資」だけではなく、本業の収入アップ・副収入づくり・支出の最適化・資産運用を組み合わせて、20代会社員が資産形成を進める方法を発信しています。
まとめ
最後に、20代で資産1,000万円を達成するために、私がやったことをまとめます。
- 転職で収入を増やし、投資に回すお金を増やした
- 入金力を上げて、投資を継続した
- 固定費を見直し、不要な支出をカットした
- ボーナスを浪費せず、投資の原資にした
- クレジットカードとポイ活を活用した
- お金のかからない趣味を意識的に選んだ
- 毎月資産を記録してモチベーションを維持した
特別なことは何もしていません。ただ、正しい方向に、コツコツと続けただけです。
「将来が漠然と不安」と感じているなら、それは行動を始めるサインかもしれません。今日できる小さな一歩から、ぜひ始めてみてください。


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