【2026年版】固定費削減ランキングTOP7|最初に見直すべき支出を解説

固定費削減

毎月の給料日、通帳の残高を見て「思ったより増えていない」と感じたことはありませんか。

多くの人は、まず食費や交際費など「変動費」から節約を始めようとします。

ですが、実はそれが挫折の一番の原因です。

変動費の節約は、毎日の我慢と意思決定の連続だからです。

一方で「固定費」は、一度見直すだけで、その後は何もしなくても節約効果が続きます。

この記事では、20代会社員が最初に着手すべき固定費を、節約効果と始めやすさを踏まえたランキング形式でご紹介します。

通信費・保険・サブスク・家賃などを、「節約効果」と「始めやすさ」の両面から順位付けしています。

さらに、浮いたお金を新NISAなどの資産形成へつなげる考え方まで、お伝えしていきます。

私が固定費の大きさを実感したのは、新卒で入社した会社の同期との会話がきっかけでした。

関西から上京してきたその同期は、会社から家賃の半額補助を受けていました。

それでも一人暮らしをしていると、家賃や食費などの固定費だけで月10万円はかかると話していたのです。

一方の私は実家が近かったこともあり、しばらくは実家暮らしを続けていました。

親からは「月3万円でいい」と言われており、そこで初めて固定費の差の大きさを痛感しました。

その後一人暮らしを始めてからも、やはり一番大きな固定費は家賃でした。

そこで築年数や広さにはこだわらず、家賃を5万円までに抑えることを優先しました。

浮いたお金は投資信託の積立に回し続けた結果、資産が着実に増えていったと感じています。

固定費削減ランキングTOP7

固定費は、削減効果が大きく、かつ取り組みやすい項目から見直すのが鉄則です。

以下は、20代会社員を想定した固定費削減の優先順位です。

順位項目年間節約額の目安取り組みやすさおすすめ度
1位通信費約1.6万〜3.3万円★★★★★★★★★★
2位サブスク約1.2万〜3.6万円★★★★★★★★★☆
3位保険約5.0万〜10.0万円★★★☆☆★★★★☆
4位クレジットカード約5,000円〜2.0万円★★★★☆★★★★☆
5位電気・ガス約5,000円〜1.5万円★★★★☆★★★☆☆
6位その他固定費約1,600円〜1.1万円★★★★☆★★★☆☆
7位家賃約6.0万〜12.0万円★☆☆☆☆★★☆☆☆

※このランキングは「節約額の大きさ」だけでなく、「始めやすさ」「手続きの負担」「再現性」も踏まえた総合順位です。

家賃は節約インパクトこそ最大ですが、転居には初期費用がかかるため、総合順位では7位としています。

それぞれの項目を、詳しく見ていきましょう。

通信費

結論

通信費は、最も手軽で効果の大きい「家計改善の入り口」です。

大手キャリアから格安SIMやオンライン専用プランに変えるだけで、品質を落とさずコストを半分以下にできます。

理由

総務省の調査では、消費支出に占める携帯電話通信料の割合は約3.5%です。

さらに直近1年で携帯料金の物価は約11%上昇しており、放置すると負担は増える一方です。

だからこそ、プランを能動的に見直すことが重要です。

具体例

大手4キャリアの平均月額は4,420円ですが、オンライン専用プランなら3,080円、格安SIM(MVNO)なら1,612円まで下がります。

大手からMVNOに乗り換えるだけで、年間約3.4万円の差が生まれます。

自宅にWi-Fi環境があれば、日常使いに不便はほとんど感じないでしょう。

ただしMVNOは、お昼の時間帯に速度が低下しやすい傾向があります。

速度を重視するなら、キャリア系のオンライン専用プラン(ahamo・LINEMOなど)やサブブランド(UQ mobile・Y!mobileなど)がおすすめです。

私自身も、一人暮らしを始めてから通信費を抑えるために楽天モバイルを利用していました。

月額3,278円でデータ使い放題だったため、家計管理には大きく役立ちました。

一方でお昼の時間帯や建物内では、通信がやや不安定に感じる場面もありました。

それでも料金の安さを優先し、使い続けていました。

まとめ

通信費は「取り組みやすさ」と「効果の大きさ」の両方でトップクラスです。

まずはここから着手しましょう。

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▶ 関連記事:《通信費の節約》(公開予定)

保険

結論

20代独身であれば、民間保険は「原則不要、必要なら掛け捨て型のみ」が基本的な考え方です。

日本の会社員は、公的な社会保険制度によってすでに手厚く守られています。

理由

医療費が高額になっても、健康保険の「高額療養費制度」で自己負担には上限があります。

2026年8月の制度改正後も、長期療養者向けの年間上限額などの仕組みは維持される見込みです。

また働けなくなった場合も「傷病手当金」として、最長1年6ヶ月、給与の約3分の2が支給されます。

FP2級の学習でも、公的保険制度を理解したうえで必要な保障を考えることの重要性を学びました。

具体例

生命保険文化センターの調査では、20代の平均年間払込保険料は約10.6万円、月換算で約9,000円です。

もし貯蓄型の保険に月1万円を払っているなら、掛け捨て型の共済(月2,000円程度)に切り替えることで、年間約9.6万円の余剰資金が生まれます。

このお金を新NISAでの運用に回した方が、長期的には合理的なケースが多いといえます。

まとめ

保険は「安心のために入る」のではなく、「本当に必要な保障か」を基準に選びましょう。

見直しには専門家への相談も有効です。

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▶ 関連記事:《保険の見直し》(公開予定)

サブスク

結論

利用頻度が週1回以下のサブスクは、今すぐ解約するべきです。

少額でも積み重なると、家計を静かに圧迫する「見えない支出」になります。

理由

サブスクは「お試し無料」で気軽に始められる一方、解約しない限り自動更新される仕組みです。

国民生活センターにも「解約したつもりが半年以上引き落とされていた」という相談が多数寄せられています。

具体例

月に1度しか見ない動画配信サービス(月1,200円)や、読んでいない雑誌読み放題(月600円)が積み重なると、それだけで月2,000円以上になります。

一度すべて解約し、見たい作品がある月だけ再契約する運用に変えれば、無駄な支払いを防げます。

まずはクレジットカードの明細を確認し、契約中の事業者を洗い出しましょう。

まとめ

サブスクは金額が小さい分、見落としがちです。

まずは明細のチェックから始めてみてください。

▶ 関連記事:《サブスク整理術》(公開予定)

クレジットカード

結論

複数のカードを使い分けるより、年会費無料で還元率1.0%以上のカードに一本化するのがおすすめです。

固定費の支払いをまとめることで、ポイントを効率的に貯められます。

理由

経済産業省の発表では、2025年のキャッシュレス決済額のうち82.7%はクレジットカード経由でした。

生活費の支払いを高還元カードに集約すれば、年間で数万ポイント規模の還元を受けられます。

さらに貯まったポイントは、新NISAの投資信託の買い付けに充てることも可能です。

具体例

年会費がかかるのにほとんど使っていないサブカードを解約し、年会費無料・還元率1.0%のカードに固定費の支払いをまとめます。

証券会社によっては、カード決済のポイントをそのまま投資信託の積立に充当できるサービスもあります。

ポイントが自動的に資産形成へ回る仕組みを作れば、手間をかけずに継続できます。

まとめ

ただしリボ払いなど高金利のサービスには注意が必要です。

還元率の高さよりも、支払い方法の健全性を優先しましょう。

【PR】年会費無料で還元率の高いカードを探している方は、比較記事もあわせてご覧ください。

▶ 関連記事:《おすすめクレジットカード》(公開予定)

電気・ガス

結論

契約アンペア数の見直しと、新電力・新ガス会社への切り替えで、我慢せずに基本料金を下げられます。

理由

電気の基本料金は、契約アンペア数に応じて固定的に決まります。

一人暮らしで必要以上に大きいアンペアを契約している場合、適正値に下げるだけで、使用量に関係なく毎月の負担が減ります。

具体例

50A契約を30Aに変更するだけで、基本料金が月々500円前後、年間で7,000円ほど下がるケースもあります。

同時に新電力へ切り替えれば、セット割引やポイント還元も期待できます。

なお新電力に切り替えても、供給元は同じ送配電網のため、停電しやすくなることはありません。

まとめ

電気・ガスの見直しは、一度契約を変更すれば効果が継続する項目です。

生活スタイルに合った契約かどうか、一度確認してみましょう。

家賃

結論

家賃は削減インパクトが最も大きい項目ですが、引っ越しには初期費用がかかるため、安易な転居はおすすめできません。

まずは今の部屋で「退去時の負担を防ぐ」ことを優先しましょう。

理由

国土交通省のガイドラインでは、通常の使用による損耗や経年劣化の修繕費用は、原則として貸主が負担するとされています。

この基準を知らないと、退去時に本来支払う必要のない費用を請求されることがあります。

具体例

引っ越しには、敷金・礼金・仲介手数料・引っ越し費用などで家賃の5〜6ヶ月分がかかることも珍しくありません。

家賃が月1.5万円下がっても、初期費用の回収には2年以上かかる計算になります。

一方、入居時に部屋の状態を写真で記録しておけば、退去時の不当な請求を防ぎやすくなります。

先述の通り、私自身も一人暮らしを始める際は、築年数や広さよりも家賃を優先し、月5万円以内の物件を選びました。

浮いた分を投資信託の積立に回せたことが、その後の資産形成の後押しになりました。

まとめ

家賃の削減を検討する際は、初期費用も含めた「回収期間」を必ず確認しましょう。

その他固定費

結論

NHK受信料などは、契約内容の適正化と支払周期の「12か月前払い」への変更で、無理なく節約できます。

理由

NHK受信料は、契約区分(地上・衛星)と支払周期の組み合わせで金額が決まります。

不要な契約内容のまま放置している世帯も少なくありません。

具体例

衛星契約を利用していないのに衛星契約のまま2か月払いを続けている場合、地上契約・12か月前払いへの変更で、年間1万円以上の差が出ることもあります。

契約内容は公式サイトで確認できます。

まとめ

小さな固定費こそ、一度見直せばその後は手間がかかりません。

固定費削減で浮いたお金を資産形成へ回そう

結論

固定費削減のゴールは、通帳の残高を増やすことではありません。

浮いたお金を新NISAなどの非課税制度で自動的に積み立てる仕組みを作ることが本当の目的です。

理由

人は手元に余剰資金があると、つい使ってしまう傾向があります。

だからこそ固定費を削減した分は「最初からなかったお金」として、クレジットカード決済で自動的に投資信託の積立に回すのがおすすめです。

具体例

通信費・保険・サブスク・電気代などの見直しで月1.6万円を確保し、給与からの積立分と合わせて月3.3万円を全世界株式インデックスファンドに積み立てるとします。

金融庁や証券業界のデータでも、20代の月平均積立額はおよそ3.3万〜4.5万円です。

年利5%で30年間運用を続けた場合、元本1,188万円に対し、最終的な資産額は約2,746万円になる計算です。

まとめ

固定費削減と新NISAの積立は、セットで考えることで最大の効果を発揮します。

私自身も、固定費を見直して生まれた余剰資金を新NISAでの運用に回してきたことが、資産形成のスピードを上げる要因になったと感じています。

収入を増やすには転職などが必要になり、実現までにはどうしても時間と労力がかかります。

一方で、固定費などの支出を見直すことは、今日からすぐに始められます。

私自身、最初に入社した会社にいた頃は「まず支出をどれだけ減らせるか」を考えて行動していました。

家賃や携帯代、電気・ガス代など、できるだけ安い選択肢を選び続けることを徹底したのです。

資産形成には、ある程度の割り切りや我慢も必要だと感じています。

もしこれから固定費を見直すなら、まずは通信費やサブスクなど、取り組みやすいものから始めるのがおすすめです。

私が20代で資産1,000万円を達成できたのも、固定費を削減して投資へ回す習慣を続けたことが大きな理由です。

▶ 関連記事:《資産1,000万円達成方法

住宅ローンの返済口座には、SBI新生銀行を利用しています。

給料が振り込まれる普段使いの口座は楽天銀行ですが、給料日の翌日に自動でSBI新生銀行へ振り込まれるよう設定しています。

こうすることで「最初からなかったお金」として扱えるため、返済のために意識して節約する必要がなくなりました。

固定費と同じように、住宅ローンの返済も「仕組み化」してしまうのがポイントだと感じています。

固定費を見直したら、次は新NISAで資産形成を始めましょう。

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▶ 関連記事:《新NISA完全ロードマップ
▶ 関連記事:《新NISA運用実績

固定費削減でよくある質問

Q. 生活防衛資金は、いくら確保してから投資に回すべきですか?

A. 目安として、生活費の3〜6ヶ月分を現金で確保しておくと安心です。

毎月の生活費が15万円なら、45万〜90万円を普通預金に残したうえで、それを超える余剰資金を投資に回すとよいでしょう。

Q. 何から手をつければいいですか?

A. まずは現在契約している通信費・サブスク・クレジットカードを、スマホのメモに書き出してみてください。

不要なものが見えてきたら、その場で解約や乗り換えの手続きを進めましょう。

Q. 節約を頑張っているのに、なかなかお金が貯まりません。

A. 食費や交際費などの「変動費」の我慢に頼っていると、リバウンドしやすくなります。

まずは固定費という「仕組み」から見直すことをおすすめします。

Q. 固定費はどれくらいの頻度で見直すべきですか?

A. 年1回を目安に見直すのがおすすめです。

特に通信費や保険は、新しいサービスや制度変更があるため、定期的な確認でさらに節約できる場合があります。

Q. 節約したお金は貯金と投資、どちらを優先すべきですか?

A. 生活防衛資金を確保したうえで、余剰資金は新NISAなどを活用した長期投資に回すのがおすすめです。

まとめ

固定費削減は、一度の手続きで効果が継続する、最も効率のよい家計改善の方法です。

通信費・サブスク・保険から始め、浮いたお金を新NISAでの資産形成につなげていく。

このサイクルを作ることが、20代のうちから資産を育てていく近道になります。

まずは今日、契約している固定費を一つ書き出すところから始めてみてください。

今日やること

  • ✅ 通信費のプランを見る
  • ✅ サブスクの契約状況を確認する
  • ✅ 保険証券を見直す

この3つだけでも、十分に固定費改善の第一歩になります。

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