【2026年最新版】20代会社員の新NISA運用実績を公開|S&P500中心で積立した結果

資産形成

「新NISAって実際どうなの?本当に増えるの?」

そんな疑問を持つ20代は多いと思います。投資の話は数字が並びがちで、自分ごとに感じにくいですよね。

この記事では、20代会社員として新NISAを活用し、S&P500中心に積立投資を続けてきた筆者が、実際の運用実績をそのまま公開します。評価額・保有銘柄・資産推移だけでなく、含み損になった時期や暴落時にどう対応したか、これからの方針まで正直に書きました。

「数字より先に、リアルな声が聞きたい」という方にこそ読んでほしい内容です。

筆者の詳しい経歴は[【自己紹介】20代会社員が資産形成と副収入のためにブログを始めました]をご覧ください。20代で資産1,000万円を達成するまでの全体像は[20代で資産1,000万円を達成した方法]でまとめています。

筆者プロフィール

  • 年代:20代
  • 職業:不動産会社の総務部勤務
  • 保有資格:FP2級・宅建・行政書士・簿記2級
  • 投資歴:約5年
  • 運用口座:楽天証券(新NISA)

20代会社員の新NISA運用実績を公開

評価額・含み益

2026年6月時点での、筆者の新NISA運用状況です。

実際の運用画面(2026年6月時点)

Screenshot

投資信託・米国株を中心に運用しています。積み立てを続けてきた結果、元本に対して約345万円(約63%)のプラスになっています。

投資を始める前は、本当に増えるのか半信半疑でした。それでも数字として目に見える形で成果が出ると、長期で続けることの大切さを改めて実感します。

もちろん、ここまでの道のりは一直線ではありませんでした。含み損になった時期もあり、不安を感じた場面も一度や二度ではありません。それでも「売らずに続ける」を貫いた結果がこの数字です。

参考までに、積立投資のシミュレーションも見てみましょう。金融庁の試算によると、毎月3万円を年率5%で20年間積み立てると、元本720万円が約1,233万円になる計算です(あくまで過去のデータをもとにした試算であり、将来の運用成果を保証するものではありません)。

月の積立額20年の元本利回り2%利回り5%利回り8%
1万円240万円約295万円約411万円約589万円
3万円720万円約884万円約1,233万円約1,767万円
5万円1,200万円約1,474万円約2,055万円約2,943万円

銀行預金(金利ほぼ0%)で3万円ずつ積み立てると、20年後も720万円のままです。一方、インデックス投資であれば、過去の実績をもとにした試算上は同じ積立額でも500万円以上の差が生まれる可能性があります。

保有銘柄

筆者のメインは、S&P500連動のインデックスファンドです。楽天証券の新NISAで、つみたて投資枠を使って毎月自動で積み立てています。

銘柄選びで重視しているのは、信託報酬(維持費)が年0.1%以下であることと、全世界株式またはS&P500のいずれかに連動していることの2点です。全世界株式なら世界中の企業に、S&P500なら米国の主要企業に、それぞれ分散投資できます。金融庁のデータでは、20代以下の若年層がNISAのつみたて投資枠に資金を入れている割合は91.6%と全年代で最も高く、インデックス重視の傾向がうかがえます。

S&P500とオルカン(全世界株式)のどちらを選ぶべきか気になる方は、[S&P500とオルカンはどっちを買うべき?5つの違いを徹底比較]で詳しく比較しています。筆者がS&P500を選んでいる理由もそちらで解説しています。


筆者の新NISA運用方針

筆者が大切にしている投資の基本は、「長期・積立・分散」の3原則です。短期で利益を狙う投機的な売買は、市場の値動きに翻弄されやすく、損失リスクが高まると考えています。

金融庁のデータでも、国内外に分散して20年間保有した過去のケースでは、元本割れがなかったことが示されています(あくまで過去の実績であり、将来も同じ結果になるとは限りません)。

具体的には、次の方針で運用しています。

  • 銘柄:S&P500連動インデックスファンド中心
  • 方法:毎月一定額をクレカ積立で自動買い付け(ドル・コスト平均法)
  • スタンス:暴落時も売らず、淡々と継続

「難しいことはしない、考えすぎない」が合言葉です。クレカ積立を自動設定しているので、毎月意識しなくても積み立てが進みます。認知的な負担がないのが、筆者にとって長続きの秘訣です。

クレカ積立に使うカード選びで迷っている方は、[クレカ積立におすすめのクレジットカード比較|還元率と相性で選ぶ]も参考にしてみてください。

筆者が実際に使っているのは楽天証券です。楽天ポイントとの相性が良く、クレカ積立でもポイントが貯まるため、旧NISA時代から使い続けています。


新NISAを実際に運用して感じたこと

短期では増えない

正直に言うと、最初の数年間は「本当に増えるのかな」と不安になりました。

金融庁の資料では、国内外の株式・債券に分散して積立投資を行った過去のケースについて、保有期間が5年の場合には元本割れとなったケースがある一方、20年の場合には元本割れとなったケースがありませんでした。ただし、これは過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません。

たとえば、24歳で月2万円の積立を始めた直後に基準価額が15%急落したとします。元本24万円が評価額20万4,000円に目減りした状態です。ここで「損が出ている、売ろう」と考える人も少なくありませんが、筆者はこれを一番もったいない選択だと感じています。

長期で保有することで、短期的な値動きに左右されにくくなる一方、将来も過去と同じようなリターンが得られるとは限りません。短期の値動きに反応して売ってしまうと、その可能性を自ら手放すことになります。

筆者自身は、短期の含み損だけを理由に売却するよりも、長期で積み立てを続けることを重視しています。「含み損は、まだ損ではない」という感覚を持てるようになってから、投資が楽になりました。

暴落は必ず来る、という前提で考える

長期で投資を続けていると、大きな下落局面を経験する可能性は高いといえます。リーマンショック(2008年)ではS&P500が高値から大きく下落し、コロナショック(2020年)でも大幅な急落がありました。どちらも過去の実績としては、数年以内に元の水準を回復し、その後さらに上昇しています。

暴落時に積立を継続すると、同じ金額でも価格が下がっている分だけ多くの口数を購入できます。一定額を定期的に購入することで、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することになるのが、いわゆるドル・コスト平均法です。

筆者はコロナ後の2021年から積み立てを始めたため、リーマンショック級の暴落は経験していません。それでも、小さくない下落は何度か経験しました。

  • 2021年9月:中国恒大集団の経営危機による下落
  • 2021年11月:オミクロン株登場による急落
  • 2023年3月:米SVB(シリコンバレーバンク)破綻
  • 2023年8月:米長期金利5%突破による下落
  • 2024年4月:植田ショック
  • 2025年4月:トランプ関税ショック

いずれも相場が大きく動く局面で、含み益が大きく減る経験をしました。「大したことない」と思われるかもしれませんが、積立額が積み上がってくると、数日で600万円が540万円になるような体験をします。金額で見ると、じわじわ恐怖感が出てきます。

筆者がとった対処法は、「口座を見ない」ことでした。マネーフォワードも楽天証券のアプリも、暴落中は意識的に開かないようにしています。投資のことを頭から切り離して、日常生活に集中する。それだけで、感情的な判断を避けられると感じています。

積み立て始めたばかりのころ、中国恒大やオミクロン株の下落で含み損になったときは正直不安でした。でも、すぐにプラスに戻った経験から「慌てて売らなくてよかった」と実感し、それが以降の下落への耐性になっています。


新NISAで資産形成するなら「入金力」が重要

投資で資産を増やすために、一番効果的なことは何でしょうか。

筆者は、利回りを上げることよりも、毎月の積立額(入金力)を増やすことだと考えています。年率5%・20年運用という同じ条件でも、積立額の差は最終資産に大きな開きを生みます。

月の積立額20年の元本最終資産(年率5%)
1万円240万円約411万円
3万円720万円約1,233万円
5万円1,200万円約2,055万円

月1万円で高リスク投資に挑戦するより、月5万円でインデックスを淡々と積み立てるほうが、試算上は20年後の資産が大きくなる可能性があります。

入金力を上げる方法は、主に「収入を増やす」ことと「支出を減らす」ことの2つです。筆者自身も、収入を増やすことで投資額を大きく引き上げた経験があります。

新卒2年目に転職を決断しました。1社目は営業職で成績によって給料が変わる仕組みだったこともあり、新卒1年目の年収は約300万円ほど。毎月の投資に回せる金額はごくわずかでした。転職後は年収が約100万円上がり、その分を積立額に回すことができました。収入が安定すると、毎月いくら投資できるかが見通しやすくなり、計画的に積み上げていける安心感が長続きにもつながったと感じています。

「利回りを上げる」より「入金できる金額を増やす」ほうが資産形成のスピードに直結する、という考え方は[20代会社員が資産形成するなら収入アップを最優先にすべき理由]で詳しく解説しています。


これからの新NISA運用方針

今後も新NISAの積立は続ける予定です。新NISAは非課税保有期間が無期限で、売却した分の枠が翌年に復活・再利用できる点が制度上の大きな特徴です。たとえば30代で住宅購入の頭金として一度全額売却しても、翌年から再び非課税枠を使って積み立て直せます。転職や結婚などで積立額を一時的に減らすことはあっても、「やめない」ことが最も大切だと筆者は感じています。

新NISAの制度全体(非課税枠・投資枠の使い分け・全体のロードマップ)については、[新NISA完全ロードマップ|20代会社員が迷わず資産形成を始める全手順]で詳しくまとめています。

筆者自身は、20代のうちはインデックスファンドを中心に資産形成を進める方針です。配当を受け取らず、ファンド内で自動再投資されることで複利の効果を得やすいためです。
ただ、投資期間やリスク許容度、家計状況によって適した運用方法は異なるため、すべての人に当てはまるものではありません。

また、ある程度資産が積み上がった後は、成長投資枠を使って日本の優良高配当株をポートフォリオに加えることも選択肢として考えています。新NISA口座で高配当株を持つと、配当金にかかる国内課税(通常20.315%)が非課税になる点はメリットです。一方で、NISA口座内の損失は他口座の利益と損益通算できないこと、米国株の配当には現地源泉税(10%)がかかりNISAでも還付されないこと、配当を再投資すると非課税枠を消費することには注意が必要です。こうした点を踏まえ、筆者自身は20代のうちはインデックス一本に集中し、高配当株は資産が育ってから検討する方針です。


20代で新NISAを始めるなら何からすればいい?

これから投資を始めようとしている20代へ伝えたいのは、早く始めることの大切さです。

明治安田総合研究所の調査によると、20代のNISA普及率は2019年末と比べて15.9ポイント上昇しており、若い世代の参入が進んでいます。一方で、20代単身世帯の金融資産の中央値はまだ20万円ほど(J-FLEC調査)というデータもあり、始めている人とそうでない人の差が出始めているのが現状です。

生活防衛資金など、まず優先すべきお金を確保したうえで、余裕資金から少額で始める方法もあります。証券会社によっては、月100円など少額から積立設定ができます。スタートの金額よりも、スタートの時期のほうが複利の効果には影響しやすいと筆者は考えています。

筆者も最初は、リスクが低い債券の投資信託にするか、元本が目減りするリスクを取ってS&P500のような株式ファンドにするかで悩みました。過去30年のデータを調べるなかで、「元本保証の商品でも、インフレが続けば実質的な価値は目減りしていくのではないか」と考えるようになり、S&P500を中心にする決断をしました。

口座開設から積立設定までの具体的な手順は、[【資産1,000万円達成】新NISAの始め方を初心者向けに5ステップで解説]で解説しています。


証券会社選びで迷ったら

「どこで口座を開けばいいかわからない」という声をよく聞きます。結論としては、SBI証券か楽天証券のどちらかを選んでおけば大きく間違えることはないと筆者は考えています。どちらもNISA内の売買手数料は無料で、低コストのインデックスファンドを多数取り揃えています。

選び方の基準は、普段どちらのポイント経済圏をよく使っているかです。

比較項目SBI証券楽天証券
NISA売買手数料無料無料
クレカ積立還元率最大5.0〜6.0%程度最大1.0%程度
貯まるポイントVポイント楽天ポイント

筆者は現在の新NISAが始まる前の旧NISA時代から楽天証券を使っています。楽天カードでの積立や楽天銀行との連携など、生活全体を楽天経済圏でまとめられたことが、選んだ一番の理由です。

各社の還元率や取扱商品まで含めた詳しい比較は、[新NISA口座はどこがいい?SBI・楽天・マネックス証券を徹底比較【20代会社員向け】]でまとめています。


まとめ

この記事でお伝えしたことをまとめます。

  • 2026年6月時点の運用実績は、元本に対して約345万円(約63%)のプラス
  • 短期の値動きに一喜一憂せず、長期で継続することを重視している
  • 暴落時こそ口数を多く仕込める局面と捉え、「口座を見ない」ことで感情的な判断を避けてきた
  • 利回りより入金力(毎月の積立額)を増やすほうが、資産形成のスピードに影響しやすい
  • 新NISAは売却後も枠が復活するため、ライフイベントがあっても続けやすい制度設計になっている
  • 証券会社はSBI証券か楽天証券、自分のポイント経済圏に合わせて選べば大きな失敗は少ない

資産形成に特別な才能は必要ないと筆者は考えています。正しい知識を持ち、小さく始めて、続けること。まず口座を開くという一歩が、10年後・20年後の差につながっていく、というのが5年間運用してきた筆者の実感です。


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本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。過去の実績は将来の成果を保証するものではなく、投資は元本割れを含むリスクがあります。投資判断は自己責任で行ってください。

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