「新NISAを始めたいけど、何から手をつければいいか分からない」
そんな20代会社員の方に、まず知ってほしいのが楽天証券の「クレカ積立」です。
楽天カードで投資信託を積み立てるだけで、ポイントを受け取りながら資産形成ができます。
私自身、楽天銀行・楽天証券を軸に積立を続けてきました。
FP2級・宅建の知識も踏まえながら、2026年最新のルールをもとに分かりやすく整理します。
仕組みからポイント還元率、上限額、メリット・デメリット、設定方法まで一つずつ見ていきましょう。
なお、どの楽天カードを選ぶべきかという比較は、次の記事で詳しく解説しています。
本記事では、まず「クレカ積立そのものの理解」に集中します。
楽天証券のクレカ積立とは?
楽天カードで投資信託を自動積立できる仕組み
楽天証券のクレカ積立とは、毎月指定した金額を楽天カードから自動決済し、投資信託を購入できるサービスです。
銀行口座への入金や、注文操作をいちいち行う必要がありません。
買い忘れを防ぎながら、投資を「仕組み化」できる点が最大の特徴です。
たとえば、毎月12日に「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」を自動購入する、といった使い方が一般的です。
買付日は「いつ初めてクレカ積立を利用したか」で決まり、ユーザーが自由に選べるものではありません。2021年6月19日以前に初めて利用した方は毎月1日、2021年6月20日〜2024年8月24日の間に初めて利用した方は毎月8日、2024年8月25日以降に新しく始める方は毎月12日です。
日本証券業協会の調査でも、NISA利用者の多くが積立投資を選び、クレジットカードなどの自動決済手段の利用が増えている傾向が示されています。
私も楽天銀行と楽天カードを同時に開設したのをきっかけに楽天証券口座を開き、当時の上限額いっぱいまでクレカ積立を設定して、S&P500を買い付ける形でスタートしました。
一点だけ注意したいのが、買付と引き落としの順番です。
楽天証券のクレカ積立は、まず毎月12日に投資信託が買い付けられ、その代金は同じ月の27日に楽天カードから引き落とされます。
「先に買って、あとから引き落とし」という順序のため、通帳の引き落としだけを見て「まだ積立されていない」と誤解しないよう覚えておくとよいでしょう。
楽天証券のクレカ積立はNISAでも利用できる
楽天証券のクレカ積立は、新NISAの「つみたて投資枠」「成長投資枠」のどちらでも利用できます。
なかでも相性がよいのが、つみたて投資枠です。
つみたて投資枠の年間上限は120万円で、月換算するとちょうど10万円になります。
クレカ積立の上限も月10万円のため、つみたて投資枠を丸ごとキャッシュレスで完結できる、という関係になっています。
通常の課税口座では運用益に約20.315%の税金がかかりますが、NISA口座なら非課税です。
非課税メリットとポイント還元を同時に受けられるのが、NISA×クレカ積立の強みです。
なお、口座区分(NISA・特定口座など)は、積立設定の際にいつでも選択・変更できます。
▶関連記事:【2026年版】新NISA完全ロードマップ
楽天証券のクレカ積立のポイント還元率
楽天カードの還元率は0.5%〜1%
楽天カード(一般カード)でクレカ積立をした場合の還元率は、購入するファンドの「代行手数料」によって決まります。
代行手数料とは、投資信託の信託報酬のうち、販売会社である証券会社が受け取る部分のことです。
- 代行手数料が年率0.4%未満のファンド → 還元率0.5%
- 代行手数料が年率0.4%以上のファンド → 還元率1.0%
eMAXIS Slimシリーズなどの低コストインデックスファンドでは、代行手数料が年率0.4%未満となるものが多く、一般カードでは0.5%還元となるケースが一般的です。
代行手数料はファンドごとに、積立購入の前月12日時点のデータをもとに判定されます。
「楽天カードは一律1%還元」という情報を見かけることがありますが、これは2022年以前の古いルールです。
2026年現在は、この記事で説明した基準に沿って還元率が決まりますので、最新情報として押さえておいてください。
楽天ゴールドカード・プレミアムカード・ブラックカードの還元率
代行手数料が年率0.4%未満のファンドを購入する場合、カードのグレードによって還元率が変わります。
| カードの種類 | 代行手数料 年率0.4%未満 | 代行手数料 年率0.4%以上 |
|---|---|---|
| 楽天カード(一般) | 0.5% | 1.0% |
| 楽天ゴールドカード | 0.75% | 1.0% |
| 楽天プレミアムカード | 1.0% | 1.0% |
| 楽天ブラックカード | 2.0% | 2.0% |
※楽天ブラックカードのみ、代行手数料0.4%以上のファンドでも2.0%還元です(他のカードは0.4%以上のファンドで一律1.0%)。
私自身、当初は一般カードで積立を始めましたが、低コストファンドでも還元率が上がる楽天プレミアムカードに切り替えました。
年会費はかかりますが、積立分の還元だけでほぼ相殺できる計算になり、加えて海外旅行時に使えるプライオリティパスの特典も魅力でした。
とはいえ、ポイント目的だけで上位カードを作る必要はありません。
年会費と還元額の損益分岐点を計算したうえで、無理のない範囲で選ぶのがおすすめです。
どのカードが自分に合うかは、次の記事で詳しく比較しています。
▶関連記事:【2026年版】楽天証券でクレカ積立するなら楽天カードがおすすめ?
なぜカードによって還元率が違う?
楽天証券のクレカ積立では、投資信託の代行手数料と楽天カードの種類によってポイント還元率が決まります。
そのため、同じ投資信託を積み立てても、利用するカードによって還元率が異なる場合があります。
代行手数料はファンドによって異なるため、「楽天カードなら必ず○%還元」と一律に考えないことが重要です。
実際の還元率は、積立するファンドとカードの組み合わせで確認しましょう。
10万円積み立てた場合に何ポイント貯まる?
月10万円を代行手数料0.4%未満のファンドで積み立てた場合の年間獲得ポイントは、以下の通りです。
- 一般カード(0.5%):年間6,000ポイント
- ゴールドカード(0.75%):年間9,000ポイント
- プレミアムカード(1.0%):年間12,000ポイント
- ブラックカード(2.0%):年間24,000ポイント
年間6,000ポイントは大きな金額ではありませんが、投資を続けながら受け取れるポイントとして考えると、長期では無視できない差になります。
クレカ積立で進呈された楽天ポイントは、通常の楽天ポイントとして利用できます。
楽天証券でクレカ積立はいくらまで?
月10万円まで積立できる
楽天カードによるクレカ積立の上限額は、月10万円です。
これは金融庁が定める内閣府令の改正により、クレジットカード決済での投資信託購入上限が月5万円から月10万円に拡大されたことによります。
最低100円から積立できるので、まずは無理のない金額からスタートして問題ありません。
なお、複数枚の楽天カードを保有していても、1アカウントあたりの上限は合算で10万円です。
年間では最大120万円
楽天カードによるクレカ積立を毎月10万円利用すると、年間の積立額は120万円になります。
これは、新NISAの「つみたて投資枠」の年間上限額とちょうど一致する金額です。
年の途中から始めた場合は、その年のうちに120万円枠を使い切れないこともあります。
無理に埋めようとせず、翌年以降のペースで調整すれば十分です。
楽天キャッシュと組み合わせるとどうなる?
楽天カード(月10万円)に加えて、電子マネー「楽天キャッシュ」(月5万円)を組み合わせると、最大で月15万円まで積立できます。
楽天カードによるクレカ積立とは別に、楽天キャッシュによる投信積立を併用することで、合計の積立額を増やせる、というイメージです。
「楽天カード=つみたて投資枠専用」「楽天キャッシュ=成長投資枠専用」という決まった対応関係があるわけではありません。
あくまで、決済手段が2種類あり、それぞれに月ごとの上限がある、という理解にとどめておいてください。
月10万円を超えて積み立てたい方は、後述の「楽天カードと楽天キャッシュの違い」もあわせて確認してみてください。
私自身は、月10万円の上限を超える分については、楽天銀行のマネーブリッジから直接資金を移して米国ETFを購入するなど、クレカ積立とは別の方法で運用しています。
楽天証券のクレカ積立のメリット
投資を自動化できる
一度設定すれば、毎月の入金や購入操作は一切不要になります。
「今月も忘れずに買わないと」という手間から解放される点は、忙しい会社員にとって大きなメリットです。
自動化することで「今月も投資しよう」と毎回判断する必要がなくなるため、忙しい会社員でも継続しやすくなります。
私自身は、相場を予測するよりも、無理なく投資を継続できる仕組みを作ることを重視しています。
なお、カードの限度額超過や有効期限切れがあると、その月の積立がスキップされてしまいます。
ペナルティはありませんが、カードの状態はときどき確認しておくと安心です。
楽天ポイントが貯まる
本来は現金で購入する投資信託を、カード決済にするだけでポイントが貯まります。
たとえば月5万円を一般カードで積み立てた場合、年間3,000ポイントが無条件で付与される計算です。
現金での投信積立ではポイントは一切つきませんので、この差は無視できません。
いわば、投資信託を買うだけでもらえるおまけのようなものです。
NISAでも利用できる
新NISAとクレカ積立を組み合わせると、非課税メリットとポイント還元を同時に受け取れます。
通常口座なら約20.315%課税される利益が、NISA口座では非課税になります。
節税とポイントの両取りができる、相性のよい組み合わせといえるでしょう。
なお、NISA口座を開設できるのは1人1金融機関のみです。
楽天証券でクレカ積立をしたい場合は、楽天証券でNISA口座を開設している必要があります。
▶関連記事:【資産1,000万円達成】新NISAの始め方
楽天ポイントを投資に利用できる
クレカ積立などで貯まった楽天ポイントは、そのまま投資信託の購入に充当できます(ポイント投資)。
1ポイント=1円分として、積立設定やスポット購入に利用可能です。
現金を使わずに投資を始められるため、投資未経験の方の最初の一歩としてもハードルが低いのが特徴です。
私自身も、日常の買い物や積立で貯まったポイントを再投資に回すようにしています。
ただし、投資に使えるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントは対象外という点は覚えておいてください。
忙しい会社員でも続けやすい
給与振込口座からの資金移動や、定期的な注文操作が不要なため、仕事で忙しい20代会社員にも続けやすい仕組みです。
私が投資を始めたのはコロナ禍で相場が大きく動いていた時期でしたが、自動積立にしていたおかげで、相場のニュースに振り回されず淡々と続けることができました。
本業に集中しながら、資産形成も並行して進められるのが、この仕組みの強みです。
楽天証券のクレカ積立のデメリット・注意点
クレカ積立には月10万円の上限がある
クレジットカード決済で購入できるのは毎月10万円(年間120万円)までという上限があります。
これは法令上の制限であり、楽天証券だけでなく他社でも同様のルールです。
月10万円を超えて積み立てたい場合は、楽天キャッシュの併用や、証券口座への直接入金など別の方法を組み合わせる必要があります。
新NISAの成長投資枠まで含めると年間360万円まで投資できますが、クレカ積立だけではこの枠を使い切れない点は理解しておきましょう。
買付日を自由に選べない
クレカ積立の買付日は、あらかじめ決められた特定日に固定されており、任意の日付は選べません。
買付日は開始時期によって固定され、2024年8月25日以降にクレカ積立を新しく始める場合は毎月12日です(それ以前から続けている方は1日または8日のままです)。
証券会社とカード会社の間で、与信確認や注文処理のスケジュールが決まっているためです。
毎月一定額を機械的に購入することで、相場を予測して買付タイミングを判断する必要がなくなります。
「日付を選べない」というより、「日付に悩まなくて済む」と捉えるとよいかもしれません。
なお、設定の締め切り日(毎月12日)を過ぎると、反映が翌々月にずれ込む点には注意してください。
ポイント還元率はカード・ファンドによって異なる
先ほど説明した通り、還元率は「一律〇%」ではなく、カードの種類とファンドの代行手数料率によって変わります。
ネット上には古い情報や、他社の条件と混同した記事も見られます。
積立を始める前に、自分が買いたいファンドの代行手数料を確認しておくと、想定とのズレを防げます。
ファンドの代行手数料は、目論見書や楽天証券の銘柄詳細ページで確認可能です。
ポイント目的で投資商品を選ばない
還元率が高いからという理由だけで、信託報酬(運用コスト)が高いファンドを選ぶのはおすすめできません。
たとえば還元率の差が0.5%だとしても、信託報酬の差が年1%以上あれば、長期的にはコスト差のほうがはるかに大きな影響を及ぼします。
ポイントはあくまで「おまけ」であり、資産形成の軸は低コストなインデックスファンドを長く持ち続けることにあります。
長期投資では、わずかなコスト差でも運用期間が長くなるほど影響が大きくなります。
クレカ積立だけで投資先を決めない
「クレカ積立に対応しているか」「ポイントがつくか」を基準に、投資先そのものを選ぶのは避けたいところです。
資産運用でもっとも重要なのは、自分のリスク許容度にあわせた資産配分(アセットアロケーション)です。
クレカ積立は、あくまで購入手段のひとつにすぎません。
何にどれだけ投資するかという方針を先に決めたうえで、その手段としてクレカ積立を活用する、という順番を意識してみてください。
楽天カードと楽天キャッシュの違い
楽天カードによるクレカ積立
楽天カードのショッピング枠を使って、直接投資信託を購入する決済方法です。
上限は月10万円、買付日は毎月12日(開始時期により1日・8日の場合あり)、還元率はカード種別とファンドの代行手数料によって0.5〜2.0%の範囲で決まります。
シンプルで枠も大きいため、まずはこちらをメインの積立手段として考えるのが基本です。
楽天キャッシュによる積立
楽天の電子マネー「楽天キャッシュ」にチャージした残高から、投資信託を購入する方法です(2026年現在、楽天証券の表記は「楽天ペイ残高」に変わっていますが、検索されやすい「楽天キャッシュ」という呼び方で説明します)。
上限は月5万円、買付日は毎月1日〜28日の間で自由に選べます。
積立に利用すると、利用額に対して0.5%相当の楽天ポイントが進呈されます。
2024年6月の制度変更により、ポイントが進呈されるタイミングは「チャージ時」から「利用時(投資信託の購入時)」に変わりました。
還元率はカードのランクにかかわらず一律0.5%です。
どちらを使えばいい?
まずは上限が大きく設定がシンプルな「楽天カードによるクレカ積立」を優先し、月10万円を超えたい場合や買付日を指定したい場合に「楽天キャッシュ」を併用する、という順番がおすすめです。
- 月10万円までの積立 → 楽天カードのみでOK
- 月15万円まで積立てたい → 楽天カード(10万円)+楽天キャッシュ(5万円)
月10万円以下の積立であれば、楽天カードだけで完結できます。
無理に両方使う必要はなく、自分の積立可能額にあわせて段階的に導入すれば十分です。
楽天証券のクレカ積立の設定方法
STEP1 楽天証券口座を開設する
まずは楽天証券公式サイトから総合口座を開設します。NISAを利用する場合は、NISA口座もあわせて申し込みます。
スマホでマイナンバーカードなどを撮影する「eKYC」を使い、オンラインで本人確認を行うことで、比較的スムーズに口座開設を進められます。
開設・維持手数料はどちらも無料です。
私も楽天銀行と楽天カードを同時に開設したタイミングで、あわせて楽天証券口座も開いています。
きっかけは、楽天銀行のマネーブリッジによる金利優遇でした。
証券口座とセットで銀行口座を考えている方は、あわせて検討してみるとよいと思います。
STEP2 楽天カードを準備する
クレカ積立に使えるのは、本人名義の楽天カードのみです。
すでに楽天カードを持っている方はそのまま利用でき、持っていない方は年会費無料の楽天カード(一般)から始めるのがおすすめです。
家族カードは利用できません。家族カードで積立をすると、資金の負担者と投資者が異なることから、贈与とみなされる可能性があります。税務上の取り扱いには注意しましょう。
また、楽天証券口座とカードの名義が一致している必要があります。
どの券種を選ぶべきかという詳しい比較は、こちらの記事にまとめています。
▶関連記事:【2026年版】楽天証券でクレカ積立するなら楽天カードがおすすめ?
STEP3 投資信託を選ぶ
楽天証券の検索画面から、積み立てたいファンドを選びます。
投資先の選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
▶関連記事:S&P500とオルカンはどっちがいい?
銘柄はあとから変更・追加・停止が可能です。ただし、変更内容の反映には締切日(毎月12日)があります。
STEP4 積立設定をする
選んだファンドの注文画面で「積立注文」を選び、口座区分(NISAつみたて投資枠など)と「毎月の積立金額」を入力します。
最低100円から設定できるので、まずは無理のない金額から始めて、慣れてきたら増額していくとよいでしょう。
「スポット購入(単発の買付)」と「積立購入」を間違えやすいので、画面選択時は落ち着いて確認してください。
STEP5 楽天カード決済を設定する
決済方法の選択画面で「楽天カードクレジット決済」を選び、カード情報を登録します。
ここで証券口座決済のままにすると、楽天カードクレジット決済によるポイント還元を受けられません。初心者が最も間違えやすいポイントです。
設定の締め切り日は毎月12日で、これを過ぎると翌々月からの適用になります。
早めに設定を済ませておくと安心です。
STEP6 設定内容を確認する
最後に「積立設定一覧」画面を開き、銘柄・金額・口座区分・決済方法が正しく「楽天カード」になっているかを確認します。
- 銘柄名
- 積立金額
- NISA枠かどうか
- 決済方法
- 初回買付日
この5点をチェックしておけば、翌月の未買付トラブルはほぼ防げます。
設定後も、カードの利用状況や有効期限、ポイント還元条件などは定期的に確認しましょう。
楽天証券のクレカ積立はこんな人におすすめ
楽天経済圏を利用している人
楽天市場や楽天ペイ、楽天モバイルなどを日常的に使っている方には、特におすすめです。
積立で貯まったポイントを、そのまま日々の買い物や固定費の支払いに充てられるからです。
私自身、資産形成の初期は日常の支払いをほぼ楽天カードに一本化し、楽天ペイや楽天市場でポイントを消化する形で活用していました。
現在はマイルを貯めるためにメインカードをANAアメリカン・エキスプレス・カードに切り替えていますが、クレカ積立用としては引き続き楽天プレミアムカードを使い続けています。
生活のメインカードと、投資専用カードを目的で分けて使うのもひとつの方法です。
新NISAを始めたい20代会社員
これから長期で資産を増やしていきたい20代の方には、非常に相性のよい仕組みです。
少額から自動で積立でき、本業に支障を出さずに長期の複利効果を狙えます。
20代の最大の武器は「時間」です。
初期設定さえ済ませてしまえば、あとは時間を味方につけて資産形成を進められます。
月1,000円や3,000円といった負担のない金額から始められる点も、始めやすさにつながっています。
投資を自動化したい人
相場を毎回チェックして買付するのではなく、決めた金額を機械的に積み立てたい人に向いています。
「何もしない仕組み」を作ることが、実は投資においては強力な武器になります。
ポイントを資産形成にも活用したい人
いわゆる「ポイ活」で得たポイントを消費だけで終わらせず、再投資して増やしたい方にもおすすめです。
貯まったポイントを投資信託に回すことで、ポイント自体が将来の資産へと育っていく可能性があります。
「ポイントを使う」から「ポイントを育てる」へ発想を変えるだけで、資産形成のスピードは変わってきます。
楽天証券のクレカ積立をおすすめしにくい人
楽天サービスをほとんど利用しない人
楽天カード・楽天銀行・楽天市場などをまったく使わない方には、積極的にはおすすめしません。
楽天ポイントの使い道が少なく、他の経済圏(Vポイントやau PAY、dポイントなど)のほうが利便性が高い場合があるためです。
自分がふだん貯めているポイント経済圏と、証券口座・クレジットカードを一致させることが、ポイ活投資の基本です。
他の経済圏を軸にしたい方は、SBI証券という選択肢もあります。
▶関連記事:【2026年版】SBI証券のクレカ積立とは?
ポイントだけを目的に投資する人
「ポイントがもらえること」自体が主目的になり、値動きのリスクを受け入れられない方には向いていません。
投資信託は元本保証ではなく、相場環境によっては大きく値下がりすることがあります。
0.5%のポイント還元は、こうした値動きの前では小さなものにすぎません。
ポイントはあくまで投資の「副産物」であり、主目的にしてしまうと本末転倒になりかねません。
投資先より還元率を優先してしまう人
「還元率が1%だから」という理由だけで、コストの高いファンドや不必要な商品を選んでしまう傾向がある方にも注意が必要です。
投資の成否を決めるのは「適切なアセット選択」と「低い保有コスト」であり、数ポイントの還元差ではないからです。
「木を見て森を見ず」にならないよう、還元率よりもまず投資先そのものの質を優先して考えることをおすすめします。
楽天証券のクレカ積立についてよくある質問
Q1. クレカ積立のポイント付与日はいつですか?
原則として、積立が行われた月の15日前後に付与されます。
たとえば12日に買付された分は、同じ月の15日前後にポイントが反映される、というイメージです。
Q2. 途中で積立金額の変更や停止はできますか?
いつでもWebやアプリから無料で変更・停止が可能です。
ただし、締め切り日(毎月12日)を過ぎると、変更の反映が翌々月にずれ込みます。
Q3. 楽天カード以外のクレジットカード(三井住友カードやJCBなど)は使えますか?
楽天証券のクレカ積立で使えるのは、楽天カードのみです。
他社のカードで積立をしたい場合は、そのカードに対応した証券会社(三井住友カードならSBI証券など)を選ぶ必要があります。
Q4. 家族カードでクレカ積立はできますか?
できません。
必ず、楽天証券口座の開設者本人名義の本会員カードが必要です。
家族カードを使うと、資金の負担者と投資者が異なることから贈与とみなされる可能性があります。税務上の取り扱いには注意しましょう。
Q5. クレカ積立をすると確定申告は必要になりますか?
新NISA口座、または特定口座(源泉徴収あり)で運用している場合は、原則として確定申告は不要です。
一般口座を選んでいる場合や、他の損益と通算したい場合は、申告が必要になるケースもあります。
詳しくは国税庁の公式情報や税理士にご確認ください。
まとめ|楽天証券のクレカ積立で無理なく資産形成を始めよう
楽天証券のクレカ積立は、「継続しやすさ」と「ポイント還元」を両立できる仕組みです。
投資でつまずきやすい「買い忘れ」や「感情的な売買」を防ぎながら、毎月コツコツとポイントを受け取れます。
はじめの一歩は、次の3つだけです。
- 楽天証券口座と楽天カードを準備する
- 積み立てたい投資信託を選ぶ
- 無理のない金額でクレカ積立を設定し、あとは継続する
大切なのは、完璧な還元率を追い求めることではありません。
まず自動積立の仕組みを作り、長く市場に居続けることです。
私自身、20代で資産形成に取り組む中で、投資を「頑張るもの」ではなく「自動で続けるもの」に変えてきました。
具体的な資産形成の道のりについては、こちらの記事で詳しく公開しています。
▶関連記事:【資産1,000万円達成】実体験を公開
還元率にとらわれすぎず、「続けられる仕組み」から始めてみてください。
次に読みたい記事
仕組みが分かったら、次は決済に使う「どの楽天カードを選ぶか」を考えるタイミングです。
年会費や還元率、プライオリティパスなどの特典を含めて、次の記事で詳しく比較しています。
▶ 【2026年版】楽天証券でクレカ積立するなら楽天カードがおすすめ?
まだ新NISA口座をどこにするか迷っている方は、こちらもあわせてどうぞ。
▶ 【2026年版】クレカ積立におすすめのクレジットカード比較
▶ 【2026年版】楽天カードと三井住友カード(NL)はどっち?
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