【2026年版】新NISA口座はどこがいい?SBI・楽天・マネックス証券を徹底比較【20代会社員向け】

資産形成

「新NISAを始めたいけど、証券会社が多すぎて選べない」

そんな悩みを抱えている20代会社員の方は多いのではないでしょうか。

将来のお金の不安をなくすために、資産形成を始めたい。

でも、SBI証券・楽天証券・マネックス証券のどれを選べばいいのか分からない。

そんな方のために、この記事では3社を徹底比較し、20代会社員が失敗しない選び方をまとめました。

結論から言うと、総合力ならSBI証券、楽天経済圏なら楽天証券、ポイント還元率重視ならマネックス証券が向いています。

この記事を読めば、自分に合う1社が明確になり、そのまま口座開設に進めます。

筆者はFP2級を保有し、新NISAでS&P500を中心に積立を続けながら、20代で資産1,000万円を達成しました。

その経験もふまえて、20代会社員の目線で3社を比較していきます。


まず結論|新NISA口座はどこで開くべきか

3社比較早見表

まずは3社の違いをひと目で確認しましょう。

項目SBI証券楽天証券マネックス証券
総合力🥇★★★★★★★★★☆★★★★☆
クレカ積立還元率★★★★☆★★★☆☆★★★★★
商品数(投信・米国株)★★★★★★★★★☆★★★★☆
アプリの使いやすさ★★★★☆★★★★★★★★★☆
経済圏との相性Vポイント/三井住友楽天ポイント/楽天市場dポイント/ドコモ
こんな人におすすめ総合力重視・米国株も楽天ユーザー・初心者年会費なしで高還元派

迷ったらこの表だけ見ればOKです。

より詳しい理由は、このあと順番に解説していきます。

迷ったらこの順で選ぶ

SBI証券・楽天証券・マネックス証券は、いずれも新NISAの売買手数料が無料です。

基本的な取引コストに大きな差はありません。

差がつくのは、クレカ積立の還元率、経済圏との相性、アプリの使いやすさです。

迷ったときは、次の順番で検討すると選びやすくなります。

  • 総合力で選ぶなら → SBI証券
  • 楽天経済圏を使っているなら → 楽天証券
  • 年会費なしで高還元を狙うなら → マネックス証券

三井住友カードやOliveを使っている方はSBI証券。

楽天市場や楽天カードを日常的に使っている方は楽天証券。

ドコモ回線やdカードを使っている方、または単体カードで高還元を狙いたい方はマネックス証券が合っています。

👉 関連記事:おすすめ証券会社比較

この記事の読み方

この記事では、次の5つの軸で3社を比較していきます。

  • クレカ積立の還元率
  • 投資信託・米国株の取扱い
  • アプリの使いやすさ
  • 経済圏との相性
  • 将来の乗り換えやすさ

普段使っているクレジットカードやポイントサービスに当てはめて読み進めると、短時間で結論にたどり着けます。

投資の知識がなくても、生活習慣を基準に判断できる内容になっています。


新NISA口座・証券会社選びで見るべき5つのポイント

クレカ積立

クレカ積立を見るときは、還元率だけでなく「無理なく達成できる条件か」まで確認することが大切です。

2024年の制度改定で、クレカ積立の上限は月5万円から月10万円に引き上げられました。

これに伴い、各社ともカードのランクや年間利用額に応じた還元率を設定しています。

証券会社対象カード一般カード還元率上位カード最大還元率
SBI証券三井住友カード/Olive0.5%1.0%〜6.0%
楽天証券楽天カード/楽天キャッシュ0.5%0.75%〜2.0%
マネックス証券マネックスカード/dカード1.0%〜1.1%最大3.1%(dカード PLATINUM等)

マネックスカードは年1回の利用で年会費が実質無料になり、月5万円までの積立で1.1%還元が受けられます。

年会費のリスクを取らずに高還元を狙いたい方には、シンプルで分かりやすい条件です。

ただし、月5万円を超える部分は還元率が0.2%に下がるため、積立予定額に応じて還元率をシミュレーションしておくと安心です。

ポイント還元だけを目的に年会費の高いカードを作ると、ショッピング利用額が少ない場合は年会費負担の方が大きくなることもあります。

無理のない決済額に合うカードを選ぶことが、結果的にお得になります。

👉 関連記事:おすすめクレジットカード7選 
       クレカ積立おすすめカード比較(公開予定)

投資信託・米国株の取扱

「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」といった主要インデックスファンドは、3社ともに取扱いがあり、信託報酬にも差はありません。

差がつくのは、米国株や海外ETFを取引するときの手数料です。

項目SBI証券楽天証券マネックス証券
つみたて投資枠銘柄数280本超200本超260本超
米国株取扱銘柄数5,190銘柄以上約4,500〜5,000銘柄約5,000銘柄以上
米ドル為替手数料リアルタイム0円リアルタイム0円買付時0円(売却時25銭)
買付無料の米国ETF指定銘柄対象15銘柄対象22銘柄対象

インデックスファンドの積立だけを考えているなら、この項目での差はほとんど気にしなくて大丈夫です。

将来的に個別の米国株やETFにも挑戦したい場合は、為替手数料の仕組みまで見ておくと安心です。

なお、米国株の配当金を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」に設定しておく必要があります。

アプリと使いやすさ

直感的な操作性を重視するなら楽天証券、米国株の分析まで行いたいならマネックス証券、情報量の多さを重視するならSBI証券が向いています。

楽天証券のアプリ「iSPEED」は、資産の確認から発注までが1つのアプリで完結し、オリコン顧客満足度ランキング(ネット証券部門)でも直近上位の評価を得ています。

SBI証券は情報量が豊富な反面、投資信託用アプリと株式取引用アプリが分かれているため、最初は少し戸惑うかもしれません。

新NISAで投資信託の積立だけを行うのであれば、投信専用アプリ1つで十分です。

マネックス証券は、主要ネット証券で唯一、米国株専用アプリを提供しています。

過去10年分の業績推移を確認できる分析ツール「銘柄スカウター」も強みのひとつです。

経済圏との相性

普段使っているクレジットカードやポイントサービスに合わせて証券会社を選ぶと、ポイ活としてのメリットを最大化できます。

証券会社メインポイント連携する銀行経済圏のメリット
SBI証券Vポイント・Pontaなど住信SBIネット銀行ポイントの選択肢が広い、ハイブリッド預金
楽天証券楽天ポイント楽天銀行マネーブリッジで金利優遇、楽天市場SPU対象
マネックス証券dポイントドコモ/各種ネット銀行dポイント連携、出金手数料無料

実は筆者自身も、新NISAは楽天証券で運用しています。

楽天プレミアムカードでクレカ積立を自動化しつつ、旅行の際に使えるプライオリティパスの特典も日常的に活用しています。

投資と生活のポイントがひとつの経済圏でつながっている感覚があり、続けやすさという点では大きなメリットだと感じています。

ポイント還元率は制度改定で変わることもあるため、還元率だけを唯一の基準にせず、取扱商品やアプリの使いやすさも含めて総合的に判断するとよいでしょう。

将来の乗り換えやすさ

新NISA口座は、1年単位で金融機関を変更できます。

ただし、すでに購入した投資信託や株式を新しい証券会社へ移すこと(移管)はできません。

旧口座に資産を残したまま運用を続けるか、売却して現金化するかのどちらかになります。

変更手続きの受付期間は、前年10月1日から当年9月末までです。

当年中に一度でも買付を行うと、その年の変更はできなくなり、翌年分からの変更になります。

つまり、最初の1社選びがそのまま長期的な運用のしやすさに直結します。

住宅購入などのライフイベントを控えている方も、最初に無理のない1社を決めておくと、その後の資金計画が立てやすくなります。

住宅購入は毎月のキャッシュフローが大きく変わるタイミングでもあるため、証券会社をあちこち変えるより、ひとつの口座で淡々と積立を続けられる状態を作っておく方が安心です。


SBI証券が向いている人

SBI証券の強み

SBI証券は、総合力を重視したい方、三井住友カードやOliveを使っている方、米国株にも幅広く投資したい方に向いています。

国内最大級のネット証券の一つで、国内株式の売買手数料無料化、米ドル為替手数料のリアルタイム無料化など、サービス全体に隙がありません。

投資信託の保有残高に応じてポイントが付与される「投信マイレージ」もあり、長く保有するほど実質的なコストを下げられる仕組みになっています。

三井住友カードやOliveを普段から使っているなら、クレカ積立でそのままVポイントを貯められる点も相性の良さにつながります。

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SBI証券の注意点

SBI証券は、独自のポイントを発行しておらず、Vポイントなど外部サービスから選ぶ形式になっています。

また、投資信託用と株式取引用でアプリが分かれているため、最初にどちらを使えばいいか迷いやすい面があります。

新NISAで投資信託の積立のみを行うなら、投信専用アプリ1つで問題ありません。

三井住友カードの年会費無料条件(年間利用額に応じた判定)に、クレカ積立の決済額そのものはカウントされない点にも注意しておきましょう。


楽天証券が向いている人

楽天証券の強み

楽天証券は、楽天ポイントを普段から貯めている方、楽天市場や楽天銀行を使っている方、直感的なアプリを求める投資初心者に向いています。

楽天カード(月10万円)と楽天キャッシュ(月5万円)を併用すると、新NISA枠内で月最大15万円までキャッシュレスで積立できます。

楽天銀行との「マネーブリッジ」を設定すれば、普通預金の金利が優遇される点も魅力です。

筆者自身、コロナ禍の相場をきっかけに投資を始め、S&P500を中心としたインデックス投資を楽天証券で続けています。

証券会社選びで大切なのは、細かいスペックの差を追いかけることよりも、無理なく続けられる仕組みを最初に作ることだと感じています。

住宅ローンを抱えている身としては、投資額を増やすことよりも「毎月続けられる仕組み」の方を優先したいと考えています。

そのため、還元率が少し高いカードを追いかけるより、普段使いしている楽天カードと楽天証券を組み合わせ、積立を完全自動化する形に落ち着きました。

👉 関連記事:新NISA運用実績

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楽天証券の注意点

一般の楽天カードによるクレカ積立の還元率は0.5%で、マネックスカード(1.1%)と比べると見劣りします。

還元率を上げるには楽天ゴールドカードやプレミアムカードが必要になりますが、年会費(2,200円〜11,000円)が発生する点は考慮しておきましょう。

また、投資信託の保有ポイントについても、以前のように毎月一律で付与される仕組みではなくなっています。

楽天市場や楽天銀行を使わない方にとっては、他社の方が還元率で有利になる場合もあります。


マネックス証券が向いている人

マネックス証券の強み

マネックス証券は、年会費のリスクを取らずに高還元を得たい方、ドコモやdポイントを使っている方、米国株の分析をしっかり行いたい方に向いています。

マネックスカードは初年度年会費無料で、2年目以降も年1回の利用があれば実質無料になります。

月5万円までの積立で1.1%還元が受けられ、年会費のハードルなく続けやすいのが特徴です。

ドコモとの連携も強化されており、dカードでの積立では最大3.1%の還元を得られるプランもあります。

米国株の分析ツール「銘柄スカウター」は、業績推移やPER・PBRの推移を日本語で確認できる、業界でも評価の高いツールです。

👉 関連記事:マネックス証券でクレカ積立
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マネックス証券の注意点

口座数は大手2社と比べると少なく、規模面ではやや見劣りします。

クレカ積立は月5万円までが1.1%還元で、それを超える部分(5万円超〜10万円)は0.2%に下がります。

また、米国株を売却するときには1ドルあたり25銭の為替手数料がかかる点も覚えておきましょう。

月5万円以内の積立を予定している方であれば、これらのデメリットはほとんど気にならないはずです。


20代会社員が資産形成を始めるならこう決める

タイプ別のおすすめ

20代会社員は、今のライフスタイル、普段使っているカードやポイント、毎月の積立予定額の3つで決めるのが合理的です。

タイプおすすめ証券会社
万能型・将来幅広く投資したいSBI証券
初心者・楽天経済圏を使っている楽天証券
コスパ重視・月5万円以内で積立したいマネックス証券
ドコモ回線・dポイントを使っているマネックス証券

転職や結婚などのライフイベントで生活環境が変わりやすいのが20代です。

無理に高還元カードを追いかけるより、今の生活にフィットする1社を選ぶ方が、結果的に長く続けられます。

会社員として資産形成を続けるうえで大切なのは、複雑な条件を追いかけることではなく、給与から自動的に積み立てられる仕組みを作ることです。

積立額は、まず月1万〜3万円程度から始めるのが無理のない範囲です。

生活防衛資金を確保したうえで、余剰資金の中で金額を決めていきましょう。

筆者自身は2024年に住宅を購入しました。

住宅ローン控除をできるだけ多く受けたいと考え、夫婦でペアローンを組み、4,000万円台をオーバーローンで借り入れています。

金利は変動金利で、1%を切る水準です。

月々の返済額は、当時都内で借りていた賃貸とほぼ同じ水準でした。

同じ支払い額で自分たちの資産(住宅)を持てると考えると納得感があったので、住宅購入後も新NISAへの積立額は変えずに続けています。

大きな買い物のあとは積立を見直したくなる気持ちも分かりますが、返済額と積立額が生活に無理なく収まっているなら、そのまま淡々と続けていくのが安心です。

最終判断フロー

迷ったときは、次の質問から考えると決めやすくなります。

  • 普段使っているメインのクレジットカードやポイントは何か?
    • 三井住友カード・Vポイント中心 → SBI証券
    • 楽天カード・楽天ポイント中心 → 楽天証券
    • dカード・dポイント中心、または年会費なしで高還元を狙いたい → マネックス証券

迷ったら、普段使っているカードだけで決めれば十分だと思います。 実際に筆者も楽天カードを使っていたので楽天証券を選び、そのまま新NISAの積立を続けています。

1社を決めたら、その場で口座開設まで進めてしまうと、後で迷う時間を減らせます。

後回しにすると、口座開設だけして積立を始めないまま放置してしまうケースが少なくありません。

👉 関連記事:新NISA完全ロードマップ


よくある質問

新NISA口座はあとから変更できる?

1年単位であれば、金融機関の変更は可能です。

ただし、すでに購入した投資信託や株式を新しい証券会社へ移すことはできません。

変更手続きの受付期間は前年10月1日から当年9月末までで、当年中に一度でも買付があると、その年の変更はできなくなります。

口座開設にどれくらいかかる?

マイナンバーカードとスマートフォンを使ったオンライン申込(eKYC)であれば、最短で翌営業日には口座開設が完了します。

ただし、NISA口座としての税務署確認があるため、実際の買付ができるまでには数日から1週間ほどかかる場合があります。

👉 関連記事:新NISAの始め方

1人で複数のNISA口座は持てる?

持てません。

NISA口座はすべての金融機関を通じて1人1口座と定められています。

「つみたて投資枠はSBI証券、成長投資枠は楽天証券」といった使い分けもできないため、注意しましょう。

なお、特定口座(課税口座)は複数社で開設できますが、NISA口座に指定できるのは1社のみです。

NISA口座を途中で解約できる?

解約は可能です。

ただし、非課税枠を再利用できるわけではなく、保有商品を売却するとその分の非課税枠がなくなる点には注意が必要です。

積立を一時停止したいだけであれば、解約ではなくクレカ積立の設定変更で対応できます。

夫婦で別々にNISA口座を作れる?

作れます。

NISA口座は1人1口座ですが、夫婦であればそれぞれの名義で1口座ずつ開設できます。

証券会社を分けることも、同じ証券会社でそれぞれ開設することも可能です。

学生でも新NISA口座を作れる?

18歳以上であれば、学生でも口座開設は可能です。

ただし、収入が少ないうちは無理のない金額から始めることが大切です。

まずは月数千円〜1万円程度からでも十分です。

特定口座も開設しておく必要がある?

NISA口座だけでも投資は始められますが、多くの証券会社ではNISA口座と同時に特定口座(課税口座)もセットで開設されます。

将来、非課税枠を超えて投資したい場合や、個別株の配当・売却益を扱う場合に特定口座が必要になります。

クレカ積立の金額は途中で変更できる?

変更できます。

毎月の積立設定画面から金額を変更でき、翌月以降の積立から反映されます(証券会社ごとに設定締め切り日があります)。

昇給やボーナスのタイミングで見直すのも良いタイミングです。


まとめ|20代会社員が選ぶべき新NISA口座

ここまでの内容を、5つの比較ポイントで振り返ってみましょう。

比較ポイントSBI証券楽天証券マネックス証券
クレカ積立還元率★★★★☆★★★☆☆★★★★★
投資信託・米国株の取扱★★★★★★★★★☆★★★★☆
アプリの使いやすさ★★★★☆★★★★★★★★★☆
経済圏との相性Vポイント派に◎楽天経済圏派に◎dポイント派に◎

20代会社員が新NISAを始めるときの結論は、自分の生活スタイルに合う証券会社を1社選び、すぐに口座開設をしてクレカ積立を自動化することです。

新NISAは非課税期間が恒久化され、非課税保有限度額も1,800万円まで広がりました。

20代にとって一番の強みは、これから運用できる期間の長さです。

証券会社選びに時間をかけすぎて始める時期が遅れる方が、よほど大きな機会損失になります。

筆者自身、20代のうちからコツコツと積立を続けてきたことが、資産1,000万円という一つの目標を達成する土台になりました。

大切なのは、口座を選ぶこと以上に「続けられる仕組み」を先に作ってしまうことだと感じています。

自分に合う1社を決めたら、そのまま口座開設に進んでみてください。

迷った方へ

重視するものおすすめ
総合力SBI証券
楽天ユーザー楽天証券
dポイント派マネックス証券
月5万円以内の積立マネックス証券
商品数の多さSBI証券
アプリの使いやすさ楽天証券

口座開設は無料なので、まずは自分に合う証券会社で新NISAを始めてみましょう。

どの証券会社を選んでも、新NISAを始めること自体が将来の資産形成では最も重要です。

迷って時間を使うより、自分の生活に合う1社を選び、まずは月1万円から積立を始めてみましょう。


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